愛媛の社交ダンスの先生

2023年11月27日

愛媛の社交ダンスの先生方について、私の思うところを書いてみます。

社交ダンス歴のかなり長い、プロの先生に習っている女性が言うには、
「愛媛の社交ダンスのレベルが低いのは、あまりレベルの高くないアマチュアの先生が多く教えているから」
と言っていました。

私は、愛媛県以外で社交ダンスを習ったことはないですし愛媛県以外の社交ダンスのパーティにも行ったことはないので愛媛の社交ダンスのレベルが他の県に比べてどうなのかはわかりません。

ただ、アマチュアの先生より、プロの先生の方がレベルが高く教え方も上手だとは思います。それは、アマチュアの先生は社交ダンス以外の仕事をもちながら社交ダンスを教えているわけですし、定年で退職して教えている方も、会社員の時代は、仕事をしながら社交ダンスをしていたわけですから、ずっと、社交ダンスだけしているプロの先生方のほうがレベルが高いのは当然の話です。私も仕事をしながらサルサの教室を開いていたので、仕事をしながら、社交ダンスの先生になれるくらい上達するのは、たいへんなことであることがよくわかりますので、仕事をしながら社交ダンスの先生になられた方は立派だと思います。

プロの先生でも、一般の仕事をもちながら社交ダンスの先生をされている方々もおられますし、家庭のことをしながら社交ダンス先生をされている方もいらっしゃいます。それは、とてもたいへんなことだと思います。クイーンダンス教室の、赤堀敏恵先生は、3人のお子さんを立派に育て上げ、義母の繁子先生の面倒を見ながら、プロの社交ダンスの先生をしてますのでとても立派なことだと思います。また、赤堀めぐみ先生も一般の仕事をしながら社交ダンスの先生をしており、忙しい中、レッスンをしてくださってます。それもとても立派なことだと思います。

アマチュアの先生方は、プロの先生方よりはレベルが高くないですがレベルを上げる方法はあると思います。それは、プロの先生方に習い続けることだと思います。

何でもそうですが、習い続けていけば、レベルはあがっていきますし、習うのをやめれば、技術はおちていきます。私は、サルサの教室を開いていましたが、結局、教室を閉めることになりました。その原因は、私の体調のこともありますが、一番は、教室を開いていた当時、私はサルサを誰にも習っていなかったので徐々に技術が落ちていき、生徒の方が期待するような教え方ができなくなり、生徒がこなくなったのが原因だと思います。

なので、先生として教え続けるのであればプロの先生に習い続けることが大切だと思います。

赤堀恵佑先生、めぐみ先生は、両親が社交ダンスの先生の賢治先生、敏恵先生です。お二方の先生は、現役時代、大阪の先生に長く習っていたこともあり、教え方も、とても上手です。賢治先生は、本当になんでもしっていて、なんでこんなことも知っているのだろうと思うことも多いです。

なので、赤堀恵佑先生、めぐみ先生は賢治先生、敏恵先生に習うだけで充分だと思いますが、より、上達をめざして、俊野美登里先生にも習っています。なので、プロの競技選手としてだけでなく先生としてのスキルも上達しているのを感じます。

なので、教室を開いて教えている方は、常にプロの先生に習い続けるほうがよいと私は思います。東京や大阪のほうがよりレベルの高い先生がいるのでしょうが、愛媛にもクイーンダンス教室の先生方をはじめすばらしい先生は、たくさんいますから愛媛の先生に習っていけばと思います。

上記したように、プロの先生方は、若いころから先生として社交ダンスのみを仕事にしていたわけですから、他の仕事をしながら社交ダンスをしていたアマチュアの先生が、プロの先生の技術におよばないのは当然の話です。

しかし、社交ダンスをされる方が皆、教え方のレベルが高い先生に習いたいわけではないと思います。プロを目指す方や競技選手で上のクラスを目指す方であれば教え方のレベルの高いプロの先生に習うのがよいでしょう。でも、社交ダンスをされる方が皆、プロを目指す方や競技選手で上のクラスを目指すわけではないです。大部分の皆さんは、趣味で社交ダンスをしているわけですから、一番大事なのは、社交ダンスが楽しくできることだと思います。

生徒の方が、教室を選ぶとき、上手に教えてくれるというのもあると思いますが、楽しく教えてもらえるというのをより考えているのではないでしょうか。

私が、東京のある教室でサルサを習っていた時その教室には複数の先生がいたのですが、より上手な先生より、より楽しく教えてくれる先生に生徒が多く集まってました。なので、先生は、技術も大切ですが生徒の方に、より楽しく教えるというのが大事なのだと思います。クイーンダンス教室は、生徒がとても多いですが、それは、値段が安いというのもありますが、先生方が、皆フレンドリーで生徒の方が楽しく教わることができているからだと思います。

特に大事なのは、先生が生徒のことをどれだけ考えられるかだと思います。

私がサルサの教室をしていたときは、お金ことは度外視して、サルサをする方を増やしたかったですしサルサを上達してほしかったです。なので、そのことをできるだけ考えてやっていっていたつもりです。

なので、私が、サルサの教室をしていたときは、土日に2時間づつ、団体レッスンをしてたのですが、最初の2カ月は無料にしていて、それでも、自分で教え方が納得いかなったのでもう1か月無料にしたと思います。その後も、できるだけ安い値段でと思い、レッスン料は2時間で500円にしていました。

また、サルサも社交ダンスと同様に、ダンスを踊るときは、ダンスシューズをはきますが、私が東京で長く習った先生は、当時、東京で一番の先生だったと思いますが、ベーシックの動きやターンの練習をするときはジャズシューズをはくように指導しており、生徒は、みんなジャズシューズを買って習っていました。なので、私も、生徒の皆さんの、より上達をと思いジャズシューズでの練習をと思ったのですが、生徒のみなさんにジャシューズを買ってもらうのは悪いと思い私がジャズシューズを買って、生徒の皆さんに無料で貸していました。

その当時は、子供の生徒もいましたから、サイズは、19cm~27cmくらいまで0.5cmきざみで購入し需要の多い、22cm~26cmくらいまでは、複数買ったのでかなりの出費となりました。

レッスン料を安くしたことと、シューズの出費もあり教室は、かなりの赤字になりましたが、私が教室を開いたことにより、サルサをはじたかたもいましたし上達したかたもいたと思うので、よかったと思います。

プロの先生は、社交ダンスを教えることで、生計をたてていますから、当然、お金のことは考えないといけません。ただ、アマチュアの先生は、社交ダンスを教えることで生計をたているわけではないと思います。なので、できればお金儲けのことよりも、生徒のことを第一に考えてほしいです。私は、上記したように、自分でサルサの教室をしていたときに、お金のことよりも生徒の上達のことを第一に考えていました。なので、社交ダンスについても、ある程度、お金儲けのことを考えている先生と、お金のことは度外視して、生徒のことだけを考えている先生とはよくわかるつもりです。

クイーンダンス教室の先生方はプロの先生ですが、25分2200円という低料金にしていますので、お金よりも生徒の上達を考えてくださっていると思います。

私が思う、特に、お金のことを度外視して生徒のことを考えてくださっていると思う先生のことを書いてみます。

「某先生1」
通常、先生はレッスンでは生徒を教えますが、パーティのときまで、生徒を長く指導することはほぼないです。パーティによく来られる先生は何人かいますが、パーティで生徒のことを長い時間指導しているわけではないです。「某先生1」の先生は、自分が主催するパーティの前やパーティ中、また自分が主催するパーティ以外でも、生徒を長い時間指導しています。私は、その先生がある生徒を最初パーティつれてきたとき、その生徒はまだ経験が浅かったので、この方が上手になるのはかなり年月が必要ではないかと思っていたのですが、先生が、あまりに熱心に指導するので、今ではかなり上手です。また、別の生徒の方は、相当上手になっており、愛媛で、上手だと言わるかたとも遜色がないと私は思います。先生は、先生の生徒でない、私のこともいつも見てくださり、アドバイスしてくれます。とてもありがたいです。先生は、初心者の方から教えるのもとても上手です。
なので、特におすすめの先生なのですが、ある方が先生に習いたいと言った時に、先生は「自分が今教えている生徒を上達させることが大切なので新しい生徒はとらない」ということでした。私は、今の生徒の方たちは充分、上手にさせているので、新しい生徒をとってもよいと思うのですが、それは先生の考えることでしょうから。クイーンダンス教室以外で私が一番尊敬できる先生です。

「某先生2」
この先生は、「生徒が5人集まれば、どこでも教えにいきます」と言っているという話を聞きました。その先生は、現時点でも、生徒は多いと思われ、松山近辺で教えているだけで、金銭的は充分だと思います。愛媛の社交ダンスは、人口の多い松山が中心で地方については、どうしても、忘れがちにになります。今治等に教えにいっている松山の先生は何人かいますが「5人集まればどこでも」というのはなかなかできないです。「某先生2」の先生は、愛媛県全体の社交ダンスのことを考え地方であまりレッスンを受けれない方のことも考えてくださっているのだと思います。

「某先生3」
この先生は、自分でレッスン場所の公共施設をかりておりそれを、練習に来る人のために半年1000円で使わせているそうです。公共施設は安いでしょうが、それでも半年1000円だと赤字ではと思います。また、この先生は12月にパーティを主催しているのですが、値段は500円か1000円だったと思うのですがその値段で、お弁当等も提供しており、それを全部自分ひとりでやっているそうです。この先生の生徒のことは、私はわからないですが、この先生がやっているようなことも、なかなかできないです。

「某先生4」

この方は、最近愛媛のパーティで見なくなったので、もしかしたら今は愛媛にいないのかもしれないです。この先生は、愛媛の地震の復興のため、愛媛県外から複数の先生を招待して、愛媛で社交ダンスのチャリティパーティを開き、収益を全額寄付しています。招待された先生も、「某先生4」の先生がボランティアでパーティを行い、収益を全額寄付するという話を聞いて、招待された先生も無料できてくださっているとのことです。この先生は、そのようなパーティを何度も開いています。この先生のことを悪く言う人もいましたが、「そんなことを言うなら、自分がそういうパーティを開けるのかと」と思いますね。そのように文句だけ言う人は、自分でそういうことはできないと思います。

このように、お金のことは度外視て社交ダンス界のことを考えてくださっている先生はたくさいます。上記したように、「愛媛の社交ダンスのレベルが低い」との話もあるようですが、なるべく多くの方が先生に習って愛媛の社交ダンスのレベルがあがっていけばと思います。

もう少し書きたいことがありますが、長くなったので今日はやめておきます。また追記するとは思います。

Posted by 愛媛のダンサー